中高年に起こりやすく、肩の関節で炎症が起こり、痛みで腕が上がらないようになります。また、上着を着たり、脱いだりする際、物を取ろうした際に痛みが走ります。
初めは、ちょっとした動作で引っかかったような痛みを感じますが、徐々に痛みが強くなり、腕を動かすと常に痛みを感ずるようになります。
症状が進行してくると、寝ていて痛みで目が覚めるようになってきます。また、日中もじっとしていても痛みを感ずる場合もあります。
原因は腕をつり下げている腱板という筋肉に(棘上筋など)傷が原因となって炎症が起こり、それが肩関節を覆っている筋肉・関節包全体に広がってくることです。
腱板の傷は、長年腕を使ってきたことにより起こります。
この五十肩においては、現代医学(整形外科)では良い治療法がないようです。大概は湿布薬・鎮痛剤が処方されるだけで「1~2年我慢しなさい」と言われることもあります。
鍼灸治療では、炎症を抑える、痛みによる筋肉の緊張を和らげることを目標にします。効果の現れるのが早い人では、治療したその夜から夜間の痛みがなくなり、楽に眠れることもあります。
しかし、ある程度痛みが和らぐには3~4ヶ月を目標にして下さい。
少し時間がかかりますが、一緒に頑張って治しましょう!
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