症例(脊柱管狭窄症)
1年ほど前から、右側の腰から下肢後側にかけて痛みと痺れが出るようになった。3ヶ月ほど前からひどくなり、神経根ブロック注射を受けたがまったく効果が見られず、現在硬膜外ブロックの治療を受けた。病院では腰部脊柱管狭窄症と診断されており、現在5分ほど歩くと足が前に出なくなる間欠性破行が出現する。安静時痛あり、座位も立位もつらく、お風呂に入ると少し楽。酷い時は足の裏までしびれ有り。病院でブロック注射と服薬を試したが、変化なく早く良くなりたいとのことでご紹介にて当院を受診された。
■診察
[ 初診 ]
痛み・しびれ感の中心は臀部右側から下肢後側、足首周辺にかけてであり、股関節前面にはダルさがある。痺れは下腿部前面から足甲にかけても有る。治療は整体と鍼灸治療とを併用し、まず臀部局所疼きと下肢後側の痛みを取ることから始めた。治療後は痛みと重さが少し楽になる。痺れも範囲が狭くなり、程度も軽くなった。他覚的に程度をはかる手段が無い為あくまで自覚的な物差しである。
[ 経過 ]
この患者様は週2回程度の治療を計12回続け、愁訴である臀部から下肢の痛みも痺れもほぼ消失した。8回目の治療後甲突川に行き30分ほど歩かれたそうだが間欠性の破行はほぼ出なかった。
■考察
この症例では、神経根ブロック治療の効果が見られず、硬膜外ブロック治療も治療後の痛みが残る感じで効いた気がしないとのお話が聞かれた。この患者様は鍼灸治療が始めての体験であったが、整体と鍼を並行に治療をおこなってきたことで、鍼灸治療の体への優しさと効果を体験されたようだ。
その他、大勢の方が当院の鍼プラスト療法で劇的に改善されている。
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