肩の痛みや五十肩など
片方の肩だけに症状が出るのが一般的です。片方の肩が発症した後に、もう片方に痛みが発生するケースはありますが、両肩同時に痛みが出るケースはあまりありません。
症状は時期によって変化します。
■急性期
炎症が強く、肩と腕の痛みが強い時期。痛みは肩を動かしたときだけでなく、安静時や就寝時、寝返りをうつだけでも痛むので、痛みで目が覚めることもあります。痛みの伴う動作は控えて比較的安静を保つようにしてください。
■慢性期
痛みは減少しますが、急性期で起きた炎症の影響で筋肉が収縮し硬くなります。そのため関節を動かせる範囲が狭くなり肩や腕が動かしにくくなります。痛いほうの手でズボンの後ろポケットに手を入れる動作や髪を洗う動作が困難になります。
■回復期
徐々に痛みが解消し少しずつ肩や腕が動かせるようになります。この時期には、肩の可動域や低下した肩の筋力アップのために無理のない範囲で肩の運動を行います。
痛みが小さな時に早期に治療を行うことが大切です。
痛みや関節の動きが悪くなると回復するまで時間がかかる場合が多いのが肩関節の特徴です。
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